金持ちママ友のランチ会、持ち寄り料理の失敗例


ママ友ランチ会の続きです。

ランチ会の持ち寄り料理は気が抜けない儀式。
一品用意してきてねと言われて一品だけ持っていくと皆もっと多く持って来ている場合があったり、カジュアルにと言われても全然ラグジュアリーだったり、安っぽい物見栄えの悪い物は恥ずかしいし、手の込んだものお金のかかりすぎている物は見栄を張っていると悪目立ちします。

バランス感覚の試される場面で、ようはママさんたちの感覚の真ん中あたりを狙う、というのが、とにかく無難にやり過ごすコツで、これは何度か参加しないとそのグループの感覚が掴めないものでもあると思います。

今回慣れないママが、百均のタッパーにいっぱいの炒めただけのウインナーを持って来て、影でクスクス笑われていたのをわたしは聞いたりしてました。

でもウインナー美味しいんですよね。
結局食べてみたら一番美味しかった。
ローストビーフとかより全然。うん。

でもそれだけではダメなんです。
むしろウインナーが一番美味いという事実は、凝った物を作ってきた人間からすると、結局ウインナーのほうが美味いってどういうこと・・・?みたいな反感を買われてしまいます。

こういう場所では、とりあえずカラフルでシャレた名前の物が喜ばれます。
カナッペ、ラタトゥイユ、コブサラダ、カプレーゼ、ピカタ、パウンドケーキetc...

ママが好きな名前の料理を、嫌味にならない程度作ってゆく。
「オシャレー」とか「かわいー」とかとりあえず言っておけば丸く収まるような料理。

わたしは今回は小さなタルト型で作ったミニキッシュを持っていきました。

オーガニックにはまってるママとかは、きんぴらごぼうとか綺麗に盛って、逆にオシャレでしょみたいなテンションで攻めてきたりしてコヤツ小癪なっと思ったりします。

ウインナーママはそのしくじりがあったせいもあって終始恥ずかしそうに輪の端っこで、居ずらそうにしてたのでかわいそうでしたが、こんなものは慣れで、次にはこういう系統の物を持って来たらいいなどというのは掴めてくるので、そうやってだんだん普通になっていくものなんだと思います。

でももし次の機会にもこのウインナーママが、またしても焼き芋とか持って来たりした日には・・・そこからは本格的に「あの人・・・」とはぶられキャラが定着してしまうのだろうと想像すると、ママ友付き合いは大変だなと、気が疲れます。



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