市川海老蔵・小林麻央夫妻が行なった怪しげな民間療法。気功、そして水素免疫温熱療法


小林麻央さんが亡くなってもう一週間以上。
すごく気になった話題がありまして・・・
小林麻央さんが初めて2014年10月ごろに乳がんと診断された時に、医師の勧める手術や抗がん剤を組み合わせた標準治療を断って、怪しげな気功や水素水に浸かるとかいう療法をとったらしいということです。

まず市川海老蔵さんがはまっていたという”気功”

具体的にどのような気功で小林麻央さんの癌治療に取り組んだのか情報は無いですが、ある気功での癌治療では、患者さんに手を当ててエネルギーを送り込むんだそうです、シータ波がどうこうと書いてありました。
調べてみると、手を当てるどころか”遠隔気功”といって、気功を使って治癒する人が、全然離れたところから気を送って治すというものもあるそうですよ。
東京から送られた気が、大阪の病院に注ぎ込まれて、癌を治す、みたいな。
気功というより・・・祈祷?

よくわかりませんが、そういうものだそうです。

小林麻央さんの癌が発見された時点で手術を含めた標準治療を施せば、5年生存率が90%以上だったそうです。
そんな中、医師の勧めよりも、セカンド・サードオピニオン集めよりも優先してやってしまったというこの、気功やらなんやらの民間療法。

市川海老蔵さんはパワーストーンショップに通ってなんか良い石を買ったりもしてたそうですが、そんなことよりもとにかくすぐに手術をして摘出してほしかった。

乳房を失うことや、抗がん剤治療の副作用で子供が産めなくなる体になることを避けて”切らない治療”を模索していたと伝えられていますが、その模索した方法がまさか、気功とは・・・

さらになんかいかにも怪しい療法”水素免疫温熱療法”というものも紹介されていました。

この水素免疫温熱療法、どういう療法かというと・・・

”水素水に20分浸かる”

だそうです。
これで癌が治るのだとか。

そしてこのクリニックは後日、無届医療で業務停止となったそうですが、届けがどうこうという問題以前に、治療法が怪しすぎるわっ!

このニュースを見た時、川島なお美さんを思い出しました。

彼女の場合は癌と診断された後、手術を任せられる信頼をおける医師を探して、やっと4ヶ月後に腹腔鏡手術に挑みました。

どうすれば良かった、悪かったとは誰にもわかりませんが、一つ言えることは、発見時1.7cmだった腫瘍が、手術時には3.3cmまで肥大していたことです。

ある医師の見解では、2cmに満たない肝内胆管がんなら、標準治療を施せば少なくとも5年生存率が70%以上、場合によっては100%期待できたかもしれないとのこと。
4ヶ月の間にたくさんの医師の意見を聞き、千差万別の意見に翻弄されつつ、ようやく4ヶ月かけて自分の運命を委ねる医師を見つけたそうです。
しかし結局術後半年ほどで再発、その後手術や抗がん剤による治療を諦め、民間療法に委ね、翌年9月に亡くなっています。

この民間療法とはどういうものだったかというと、例えば最も怪しげに聞こえるのが”ごんじょう療法”というやつで、なんでも純金製の棒で、患部をさすったりするのだそうで、これを聞くと、癌患者の藁にもすがる思いを利用した商売にしか聞こえないですが、どうなんでしょうね。

ただこの川島なお美さんの場合、同じように民間療法に走るにしても小林麻央さんとは状況が違ったようで、川島なお美さんの場合は、もうほとんど再発した時点で、手の施しようは無かった、手術などで治る見込みはなかったらしく、副作用で体がボロボロになって病院で衰弱していく道よりも、女優として最後まで舞台に立ちながら、一縷の望みに賭けたいという思いが強かったようです。

そういった状況をざっと見かえしてみると、結局一番最初に癌を発見した時、すぐに手術できたら、それが最も生きれる可能性が高かったのかもしれません。
ただの結果論ですが。

そんなことで再び小林麻央さんの状況に立ち返って考えてみても、やっぱり、癌が発見された時すぐに、手術を受けて欲しかった。

その時その瞬間には何が良いかなんて誰にも確信的に判断できる人は居ないのでしょうが・・・

でも・・・でもそれにしても水素水って・・・・水じゃん!!



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