お金持ちの子供に出すおやつ


私立小学校に通う子供には、時々とんでもない金銭感覚の子がいて、このまま大人になるのか〜と微妙な気持ちにさせられます。

長男の友達・金もっちゃま君(仮名)のことなんですが…

親の口癖って子供にうつるんだな〜とぞっとさせられたんですが、話の脈絡はわかりませんが、子供たちが遊んでいる会話から「なんでも好きな物を買えばいいんだよ!」とか無邪気に言っているのが聞こえてきたりして、おいおいやばい感覚をうちの子に仕込まないでくれよと焦ります。

その子にポテトチップスをおやつに出したら「お菓子は食べちゃいけないって言われてて」と、まさかの辞退。
「え?金もっちゃま君は普段どんなおやつを食べるの〜?」と聞くと、「フルーツとか〜ママが作ったクッキーとか〜」との答え。

(も…桃でも出せば良いのか?こんなガキに?)

子供伝いに向うの両親に「あそこの家は〜」とか言われるのを懸念して、わざわざ近所のスーパーで白桃を買って来たわたし。
「どうも〜」なんて言って慣れた手つきでパクパクと白桃を口に入れて、なんの感動も示さない金もっちゃま君に、イラっとさせられつつも、まあまあとひとかけら残した桃を食べて気を静めておきました。

行ったことのある外国の名前を言い合ったりしてて「シンガポール」だ「フランス」だ「スペイン」だ「ロサンジェルス」だと、その歳でそんな行ってるの?!年何回行くの?!と会話に割って入って家庭の事情を聞いてみたい衝動にかられましたよ。

ゲームのソフトも山のように買ってもらって、それにスマホやタブレットまで大人顔負けの物を持っていて、こういった話題についていけないと、早くも子供社会の中で遅れを取り、関わるグループやそのグループの中でのカーストにまで影響があるようで、親としても、何を与えるべきで、何を与えるべきじゃないかに悩みます。

子供のグループは子供同士が育んでいくものですが、だからといってほったらかしにはしておれず、子供同士に付き合いができたら、自動的に親同士にも付き合いが発生し、親同士のグループ、子供同士のグループ、親と子供を交えた交流、実に複雑にからみあって、ちょっと引きこもっているとどんどんついていけなくなります。

お金持ちすぎる子供との関わり合いは、正直わたしは気が重いのですが、でもお金持ちを避けていたら私立小学校での親付き合いなんて成り立たず、ただハブられるばかりとなるのが目に見えています。

「あらぁ〜〜金もっちゃま君もう帰るの〜?ママによろしくねぇ〜〜」

何を小学生にゴマすっているのかわたしは・・・!



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